デビットカードのメリットとは

デビットカードは、前述したように、購入代金が使ったその場で口座から引き落とされるカードのことで、クレジットカードと同じように、店舗やネットショッピングで使うことができます。最大のメリットは、どのくらい使ったかを把握しやすく、クレジットカードのようについつい使いすぎてしまうといったことを防ぐことができるという点でしょう。現金感覚で使うことができるため、現金をあまり持ち歩きたくないという人や、ATMでいちいちお金を引き出すのが面倒という方にもメリットがあります。

また、デビットカードは15歳以上から作ることができるという点も大きなメリット。さらには、世界中のVisaまたはPLUSマークがあるATMで現地通貨を引き出せるという点も、クレジットカードには無いメリットです。

デメリットとしては、支払は一括のみで分割払いができないという点と、クレジットカードよりもポイント還元率が低いものが多いという点が挙げられます。ちょっとした買い物をする際にはデビットカード、大きな買い物をする際にはクレジットカードで支払うというように使い分ける方法もおすすめです。

デビットカードは今後ますます便利に

デビットカードの弱点は、国内で現金の引き出しができないこと。しかし、金融庁が小売店での預金引き出しサービスを解禁したことにより、デビットカードの引き出し機能が今後国内で利用できるようになります。このサービスが正式にスタートすれば、ATMの設置が少ない地域でも、コンビニやスーパーなどで気軽に預金の引き出しが可能に。デビットカードは、今後ますます便利になっていくカードと言えます。

クレジットカードでついついお金を使いすぎてしまうという人や現金を持ち歩きたくないという人は、デビットカードの利用を検討してみてはいかがでしょう。

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