PayPayカード
PayPayカードは、検索エンジン大手「Yahoo! JAPAN」が発行するクレジットカードです。
これまではPayPayカードを利用するとYahoo!ポイントが貯まっていましたが、2013年7月1日にYahoo!ポイントとTポイントが統合され、一本化。今後はPayPayカードの利用でTポイントが貯まっていきます。
これまでもお得度の高いクレジットカードとして、Yahoo! JAPANのサービスを利用するユーザーを中心に高い評価を獲得していたPayPayカードですが、貯まるポイントがTポイントに変更される事によって利便性が飛躍的に向上。クレジットカードファンの間でも大きな注目を集めています。
今回の編集部注目のクレジットカードは、PayPayカードにフォーカスし、ライバルとなるPontaとの比較も含め、検証していきたいと思います。
まずはポイントサービスの代名詞となりつつある「Tポイント」と、その対抗勢力「PONTA」を比較してみたいと思います。
Tポイント
利用できる店舗数 | 6万3,000店 |
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提携企業数 | 103社 |
主な提携先 | TSUTAYA、Yahoo! JAPAN、ネットオフ、毎日新聞、シダックス、エクスペディア、ファミリーマート、ZOZOTOWN、ENEOS、ガスト、牛角、ドトール、洋服の青山、アイシティ他 |
会員数 | 4,644万人 |
特徴 | TSUTAYAを軸にネットサービスのYahoo! JAPAN、コンビニのファミリーマート等、幅広い提携企業先を誇る。利用できる店舗数、提携企業数はPontaを圧倒。 |
Ponta
利用できる店舗数 | 2万1,900店 |
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提携企業数 | 69社 |
主な提携先 | LAWSON、GEO、ネットプライス、AOKI、NTT西日本・東日本、ビックカメラ、大戸屋、ケンタッキー、ピザハット、和民、シェル石油、日産レンタカー、Gaba他 |
会員数 | 5,547万人 |
特徴 | コンビニのLAWSON、レンタル大手GEOを軸に、ビックカメラ、ケンタッキー等、人気企業が多数加盟している。 |
利用できる店舗数
利用できる店舗数を比較すると、TポイントはPontaの約3倍と現時点ではTポイントがPontaを圧倒。提携企業数に関してもTポイント優位の状況が続いています。主な提携先に関しては両ポイントサービス共に日本を代表する様々な企業が参画しており、甲乙つけがたいですが、Tポイント陣営にYahoo! JAPANが加わったことでTポイントが一歩リードと言えるかもしれません。
会員数
会員数に関してはPontaがTポイントを上回りますが、加盟店数、提携企業数等、様々な情報から考えても、現時点でTポイントの会員数がPontaの会員数に負けているとは考え難く、Tポイントが重複ユーザーを1人とカウントし、アクティブユーザーを公表しているのに対してPontaに関しては重複ユーザーの名寄せを行っていない事から、実際に大きな差はないのではないかと思われます。
これらの情報を考慮し、TポイントとPontaの総合力を比較すると、現時点ではTポイントに優位性があると言えるでしょう。
それでは次にPayPayカードのスペックを検証していきます。下記はPayPayカードとPontaカードの中でも最も高い人気を誇るJMBローソンPontaカードVisaを比較した表です。
PayPayカード 公式サイトへ行く
年会費 | 永年無料 |
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ETCカード | 年会費550円 |
家族カード | 年会費無料 |
基本ポイント | 100円につき1ポイント (※ポイント還元率1%)オススメ |
その他のポイントサービス |
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付帯サービス |
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付帯保障 |
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入会キャンペーン | PayPayカードに新規入会&利用で最大12,000円相当のPayPayポイントプレゼント! |
JMBローソンPontaカードVisa 公式サイトへ行く
年会費 | 永年無料 |
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ETCカード | 無料 |
家族カード | 発行不可 |
基本ポイント | 1,000円につき5ポイント (※ポイント還元率0.5%) |
その他のポイントサービス |
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付帯サービス |
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付帯保障 |
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年会費
年会費はJMBローソンPontaカードVisaが永年無料に対して、PayPayカードは初年度無料、次年度以降は1,312円となっています。ETCカードに関しては両カード共に無料。家族カードに関してはPayPayカードのみ発行に対応しており、年会費は初年度無料、次年度以降420円となっています。
ただしPayPayカードは、年間20万円以上カードを利用すれば、本カード、家族カード共に年会費が翌年度無料になります。年間20万円という事は月平均約1万7,000円利用すれば年会費が無料になる計算です。PayPayカードをメインカードとして利用すれば、達成は難しくないでしょう。
ポイント還元率
ポイント還元率に関してはPayPayカードはどこで利用しても100円につき1ポイント還元(※1ポイント1円換算で利用できる事からポイント還元率は1%)。対してJMBローソンPontaカードVisaは、通常のカード利用の場合、1,000円につき5ポイントとなっており、1ポイント1円換算でポイントを利用できるので、ポイント還元率は0.5%。JMBローソンPontaカードVisaは、ローソンで利用するとカード利用100円につき1ポイントとポイント還元率がアップしますが、どこで利用しても100円につき1ポイント還元のPayPayカードのほうがお得度は高いでしょう。
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付帯サービス・付帯保障
付帯サービスに関してはPayPayカードはYahoo! JAPANのサービスを利用するユーザー向けの特典が充実。JMBローソンPontaカードVisaはローソンでの商品交換にポイントを利用でき、一部の商品は交換レートが非常に良いので使い勝手と言う面ではJMBローソンPontaカードVisaのほうが上かもしれません。
付帯保障に関してはショッピングガード保険とインターネット上での不正利用を補償する保険が付くPayPayカードに軍配が上がります。
まとめ
以上の点をまとめるとカードとしての基本スペックは、JMBローソンPontaカードVisa よりPayPayカードのほうが上と言えます。ただし、PayPayカードには次年度以降年会費がかかる点には注意が必要です。翌年度以降の年会費が無料になる月1万7千円以上のカード利用という前提条件を満たす事ができるかどうかが、一つの判断基準と言えるでしょう。
TポイントとPontaでは使えるお店も場所も異なるので、単純に比較する事はできませんが、「どちらのポイントサービスを選ぼうか迷っている」「Tポイントをもっと効率良く貯めたい」と考えている人にとって、PayPayカードが、現時点でベストな選択肢の一つである事は間違いないでしょう。
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