Android Payを使いこなそう!サービスの使い方やおすすめのクレジットカードは?
2016年12月13日から、日本国内でのサービスを開始した「Android Pay(アンドロイドペイ)」。
Android搭載スマホで利用できる新たなモバイル決済サービスとして大きな注目を集めていますが、「Android Pay」という名前は聞いたことがあるけれど、具体的なサービス内容や使い方がイマイチよくわからない・・・という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Android Payに注目。サービスの特徴や使い方、さらにAndroid Payに対応しているおすすめのクレジットカードについて、解説します。
Android Payとは? Chapter1
Android Pay(アンドロイドペイ)とは、Androidのスマートフォン(※Felica対応のAndroid OS 4.4以降の端末)で利用できるモバイル決済サービスの総称です。主な特徴は、以下の3点に集約されます。
- 電子マネーやポイントカードなど、複数のポイントプログラムをアプリ内で1つにまとめることができる
- Googleアカウントに登録しているクレジットカードやデビットカード、銀行口座などから、電子マネーにチャージでき、スマートフォンで簡単に買い物ができる
- 電子マネーのチャージや利用履歴をアプリで確認できる
2017年3月現在、Android Payは、楽天の電子マネー「楽天Edy」のみに対応しており、ローソン、マクドナルド、マツモトキヨシ、ビックカメラ、ヨドバシカメラなど、国内の47万店を超える楽天Edy加盟店で利用することが可能です。
今後、Android Pay対応の電子マネーは楽天Edy以外にも増える予定で、変更に伴い、Android Payの利用可能店舗は飛躍的に増えるでしょう。
Android Payの使い方 Chapter2
それでは次に、Android Payの使い方をご紹介します。
Android Payは以下の手順で利用することが可能です。
Android Payの使い方
- 01 Android Payのアプリをダウンロードし、インストールする
- Android Payアプリダウンロードページ
※すでに電子マネー「楽天Edy」を利用しており、Android Payをインストールするスマートフォンに、「楽天Edy」のアプリが入っている場合でも、楽天Edyは両方のアプリで利用可能。Edy番号や残高は、2つのアプリで同期される。
- 02 電子マネーを追加する(※2017年3月時点では選択できる電子マネーは「楽天Edy」のみ)
- おサイフケータイで楽天Edyを使っている場合は「既存のEDYを追加」、楽天Edyを使っていない場合は「EDYカードを作成」を選択
- 03 電子マネーにチャージする
- チャージする金額を選択。ちなみに、1回のチャージ金額の上限は25,000円。
- 04 電子マネーのチャージに使用するクレジットカードを登録
- カード番号や有効期限などクレジットカードの情報を入力
- 05 店頭での支払い時、利用する電子マネーを伝え、スマホを端末読み取り機にかざす
- 支払時のサインや暗証番号の入力は不要。スムーズに支払いを済ませることができる。
Android Payに対応したおすすめのクレジットカード Chapter3
保有しているクレジットカードがAndoroid Payに対応している場合、そのカードをAndroid Payに登録するのも一つの方法ですが、今後Android Payを利用する機会が多いのであれば、年会費や付帯サービス、各種特典等が充実したクレジットカードを新たに作っておくことをおすすめします。
Android Payをお得に利用できるクレジットカードを選ぶ際は「楽天Edyのポイントを二重取りできる」という点に注目しましょう。
実はAndroid Payを使い楽天Edyを利用する際、一部のクレジットカードではポイントが「楽天Edyへのチャージのタイミング」と「楽天Edyでの決済時」のどちらのタイミングでも付与され、二重取りすることができるのです。
ちなみに、「楽天Edyチャージ時」のポイント還元率は、クレジットカードによって異なるため、Android Payを頻繁に利用するのであれば、ポイント還元率の高いクレジットカードがおすすめ。一方、「楽天Edy決済時」のポイントは、どのクレジットカードも還元率は0.5%(※200円につき1ポイント)です。
コラム 楽天Edy決済時に貯まるポイントの種類は選択可能
Android Payでは、事前に設定しておくことで、楽天Edy決済時に貯められるポイントを選ぶことが可能です。特定のポイントを貯めている場合は、このサービスを上手く活用しましょう。
また、楽天Edy決済時に貯められる主なポイントは以下の通りです。
〈楽天Edy決済時に貯められる主なポイント〉
楽天ポイント、ANAマイル、Ponta、T-POINT、ヨドバシゴールドポイント、ヤマダポイント、エポスポイント、ビックポイント、マツモトキヨシ など
Androi Payに対応したおすすめのクレジットカード
楽天カード 公式サイトへ行く
年会費 | 永年無料 |
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ポイント還元率 |
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付帯サービス・特典 |
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特徴 |
年会費無料で利用することができる楽天グループのクレジットカード。 楽天グループでのカード利用で2~4%、楽天Edyへのチャージで0.5%のポイントが貯まる他、キャンペーンが充実しており、他のクレジットカードと比較し、ポイントが貯めやすい。 また、Android Payに対応している電子マネー「楽天Edy」と同じ楽天グループであることから、利便性が高い点も魅力。 |
リクルートカード 公式サイトへ行く
年会費 | 永年無料 |
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ポイント還元率 |
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付帯サービス・特典 |
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特徴 |
リクルートホールディングスが発行する年会費無料のクレジットカード。 楽天Edyへチャージする際のポイント還元率は1.2%となっており、楽天グループが発行する「楽天カード」より高還元率になっている。 さらに、HOT PEPPERやじゃらんなど、リクルートグループのサービス利用時のポイント還元率が高い点も魅力。 |
エポスカード 公式サイトへ行く
年会費 | 永年無料 ※デザインカードは発行手数料500円 |
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ポイント還元率 |
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付帯サービス・特典 |
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特徴 |
丸井グループのエポスカードが発行する年会費無料のクレジットカード。 他のカードと比較し、ポイント還元率はやや低いが、Android Payの利用で楽天Edyのポイントを二重取りすることができる。 また、海外旅行保険が自動付帯する他、年に4回マルイでの買い物が10%OFFになるなど、付帯サービスや特典が充実している点は要チェック。 |
まとめ Chapter3
Android Payは、2016年12月にスタートした新しいサービスということもあり、2017年4月現在、対応している電子マネーが「楽天Edy」に限られる点には注意が必要ですが、今後対応する電子マネーや利用できる場所は順次拡大していくはずです。
Android Payを利用すれば、スマートフォン1つで簡単に買い物ができるのはもちろん、モバイルでの決済時、これまで以上にお得にポイントを貯めることも可能です。
Androidのスマートフォンをお持ちの方は、この機会にAndroid Payの利用を検討してみてはいかがでしょう。