JCBカードWと楽天カードを比較!お得なのはどっち?
JCBカードWと楽天カードは、どっちもお得なクレジットカード!では、その選び方は? JCBカードWと楽天カードを比較!お得なのはどっち?
年会費が永年無料で利用できる「JCBカードW」と「楽天カード」。どちらのカードもポイント還元率が高く、多くのユーザーから支持を得ています。できるだけお得なクレジットカードを作りたいと考えている方にとって、JCBカードWと楽天カードは、どちらも有力な候補になり得る1枚です。
それでは実際のところ、JCBカードWと楽天カードとでは、どちらがよりお得なのでしょうか?
今回のクレジットカードランキングの特集では、JCBカードWと楽天カードに注目。申し込み条件や審査の難易度、ポイント還元率、付帯サービスなどを比較し、どちらがよりお得なのかについて、わかりやすく解説します。
JCBカードWと楽天カード、どちらのカードを作るべきか悩んでいる人は、ぜひ本特集の内容も参考に、自分に合った1枚を見つけましょう。
JCBカードWと楽天カードを比較 その1:基本情報 JCBカードWと楽天カードを比較!お得なのはどっち?
JCBカードWの基本情報
JCBカードWは、クレジットカード会社大手「株式会社ジェーシービー」が発行する年会費永年無料のクレジットカード。国際ブランドは「JCB」のみ発行可能。カードフェイスには、シルバーとブラックのスタイリッシュなデザインを採用しており、JCBカードWが人気を集める理由の一つとなっています。また、39歳以下、Web申し込み限定のクレジットカードとなっている点も要チェック。
楽天カードの基本情報
楽天カードは、楽天グループのクレジットカード会社「楽天カード株式会社」が発行する年会費永年無料のクレジットカード。国際ブランドは「JCB」「VISA」「Mastercard」「American Express」の4種類から選択可能。カードフェイスは、シルバーをベースとする基本のデザイン2種類に加え、人気のアニメキャラクターやスポーツチーム、アーティストなどをモチーフとしたデザインなど、時期によってさまざまな種類から好きなものを選べます。
JCBカードW | 楽天カード | |
---|---|---|
発行元 | 株式会社ジェーシービー | 楽天カード株式会社 |
国際ブランド | JCB | JCB、VISA、Mastercard、American Express |
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
デザイン | 1種類 | 8種類 ※JCBは10種類 |
※2020年8月時点の情報
JCBカードWと楽天カードを比較 その2:申し込み条件・審査基準 JCBカードWと楽天カードを比較!お得なのはどっち?
JCBカードWの申し込み条件・審査基準
JCBカードWに申し込みできるのは、申込日時点で18歳以上39歳以下の方のみ。高校生を除く学生の申し込みにも対応していますが、未成年者の場合は保護者の同意が必要となります。
また、39歳までに申し込めば、40歳以降も、年会費永年無料でJCBカードWの使用を継続することが可能です。
審査基準は、本人または配偶者に安定継続収入があるかどうか。Webでのみ入会を受け付けており、申し込みの際には、「①インターネット上で支払口座に設定できる金融機関の普通預金口座」、「②運転免許証やパスポートなど、本人確認書類2点のコピー」が必要です。
さらに、キャッシングサービスの利用を希望する際は、収入証明書類の提出も求められます。
楽天カードの申し込み条件・審査基準
楽天カードは、学生を含む18歳以上の方であれば申し込みが可能(高校生不可)。未成年者が申し込む場合は、JCBカードWと同じく、保護者の同意が必要です。また、海外在住の方の申し込みには対応していません。
審査基準は、本人または配偶者に安定継続収入があるかどうか。パソコンやスマホ、タブレットからの申込みに対応しており、住所や電話番号、引き落とし銀行口座に関する情報などが必要です。
キャッシングサービスを申し込む際は、別途、収入証明書類の提出が求められます。
なお、楽天カードの申し込みには楽天会員IDが必要になるため、事前に会員登録を済ませておくとスムーズです(※楽天会員への登録は無料)。また、発行されたクレジットカードを受け取る際は、身分証明書の掲示が必須。本人以外は受け取りできない点には注意が必要です。
JCBカードW | 楽天カード | |
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申し込み条件 |
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|
審査基準 | 本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下の方。 | 本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上の方。 |
JCBカードWと楽天カードを比較 その3:ポイント還元率 JCBカードWと楽天カードを比較!お得なのはどっち?
JCBカードWのポイント還元率
JCBカードWの基本のポイント還元率は1.0%で、月々のカード利用1,000円(税込)につきOkiDokiポイントを2pt付与。JCB一般カードのポイント還元率が0.5%なのに対し、JCBカードWでは1%とポイント還元率が2倍になっています。
また、JCBカードWは、ポイント還元率がアップするポイント優待店の多さが魅力。例えば、通販サイト大手「Amazon」やコンビニエンスストアチェーン「セブンイレブン」等の提携サービスでJCBカードWを利用すると、ポイント還元率が最大10倍までアップします。
さらに、JCBが運営するポイント優待サイト「OkiDokiランド」を経由してネットショッピング時にカードを利用すると、ポイント還元率が最大20倍までアップする点も、ぜひ注目したいポイントです。
なお、JCBカードWの利用で貯めたOkiDokiポイントは、「nanacoポイント」や「dポイント」、「Pontaポイント」などの提携先各社のポイントへ移行できる他、「JALマイル」や「ANAマイル」などの航空系マイルにも交換可能。ポイント還元率がアップする優待サービスと、OkiDokiポイントを使って移行・交換できる提携ポイントやマイルの種類の多さは、JCBカードWを利用する大きなメリットの1つです。
楽天カードのポイント還元率
楽天カードの基本のポイント還元率は、JCBカードWと同じく1.0%。カード利用100円(税込)につき、楽天スーパーポイントが1pt付与されます。
楽天カード最大の特徴は、楽天グループが提供するサービスでカードを利用すると、ポイント還元率がアップする点。例えば、楽天グループの総合ネット通販サイト「楽天市場」で利用するとポイント還元率が3倍までアップするのに加え、毎月5と0がつく日であればポイント還元率は5倍までアップします。
また、「楽天モバイル」や「楽天トラベル」、「楽天ビューティー」など、楽天グループの提供する各種サービスでもポイント還元率が2倍以上に。
旅行や美容、通信など、さまざまなサービスで高いポイント還元率を実現している点は、幅広い分野・業界でサービスを展開する楽天グループならではの強みと言えるでしょう。
なお、貯めた楽天スーパポイントは、楽天Edyへのチャージやカードの支払いに充当できる他、ANAマイルへの移行にも対応しています。
JCBカードW | 楽天カード | |
---|---|---|
ポイント | OkiDokiポイント | 楽天スーパーポイント |
基本のポイント還元率 |
1.0% ※月間のカード利用1,000円(税込)につき、2ポイント付与 |
1.0% ※カード利用100円(税込み)につき1ポイント付与 |
ポイント還元率がアップする主なサービス |
ポイント優遇サービス
「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「ベルメゾン」「じゃらん」「三越伊勢丹オンラインストア」などでポイント還元率2倍〜20倍 |
楽天市場
|
移行可能なポイント・マイル |
ポイント nanacoポイント、dポイント、Pontaポイント、WAONポイント、楽天スーパーポイント、楽天Edy、ビックポイント、ベルメゾンポイント、ジョーシンポイントなど 航空系マイル・クーポン JALマイル、ANAマイル、デルタ航空 スカイマイルなど |
楽天Edy、ANAマイル、ポイント払い |
JCBカードWと楽天カードを比較 その4:付帯サービス JCBカードWと楽天カードを比較!お得なのはどっち?
JCBカードWの付帯サービス
JCBカードWでは、家族カードとETCカードを年会費無料で発行可能。スマホ決済は「Apple Pay」と「Google Pay」に対応しており、「QUICPay」も搭載しています。
JCBカードWの特徴は、旅行に強い付帯サービスが充実している点。年会費無料ながら最高2,000万円の海外旅行障害保険が付帯するほか、最高100万円の海外ショッピングガード保険も付帯しています。
また、JCB会員専用のラウンジ「JCBプラザラウンジ」を世界の主要都市8か所に設置。「ホノルル」や「グアム」、「パリ」など、海外の旅行先でフリードリンクやレンタル傘、現地ガイドブック・情報誌の閲覧など、便利でお得なサービスを受けることができます。
JCBカードWは、特に旅行好きの方であれば、上手に活用したい付帯サービスが充実していると言えるでしょう。
楽天カードの付帯サービス
楽天カードも、JCBカードWと同じく、家族カードとETCカードともに年会費無料で発行可能。スマホ決済は「Apple Pay」と「Google Pay」に加え、「楽天Pay」にも対応しています。さらに、「QUICPay」も搭載。
楽天カードの特徴は、ネットショッピングに特化した付帯サービスが充実している点。インターネットでクレジットカードが不正利用された場合の被害額を補償する「ネット不正あんしん制度」や、楽天市場で購入した商品の未着トラブルに対応する「商品未着あんしん制度」など、安心してネットショッピングが楽しめるサービスが多数付帯しています。
楽天カードは、楽天市場をはじめ、主にネットショッピングでクレジットカードを利用する機会の多い方におすすめといえるでしょう。
また、JCBカードWと同様、年会費無料のクレジットカードながら、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯する点もチェックしておきたいポイントです。
JCBカードW | 楽天カード | |
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サービス |
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保険 |
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その他の特典 |
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まとめ JCBカードWと楽天カードを比較!お得なのはどっち?
JCBカードWは、JCB一般カードの2倍という高還元率を実現していることに加え、提携サービスで利用すると、さらにポイント還元率がアップし、お得にポイントが貯められるクレジットカード。39歳以下、Web申し込み限定のクレジットカードである点には注意が必要ですが、年会費無料のお得なクレジットカードを使いたい人にとって、ぜひ利用を検討したい1枚と言えるでしょう。
一方、楽天カードは、楽天グループでの利用に特化したクレジットカード。ネットショッピングに強い付帯サービスが充実しており、万が一に備えて、安心して使える点が大きな魅力です。楽天市場や楽天トラベルなど、日頃からよく楽天グループのサービスを利用する方であれば、必ず持っておきたい1枚と言えます。
クレジットカードの申込みを考えている方は、どのような用途でクレジットカードを使うのかを考慮した上で、自分に最適な1枚を選ぶことが大切です。どれだけお得なクレジットカードでも、使いこなせなければ、そのクレジットカードのメリットを最大限受けることはできません。
JCBカードWか楽天カードか、どちらのカードを作るべきか悩んでいる方は、本特集で比較した内容を参考に、よりお得に使うことができる自分に合った1枚を見つけましょう。
JCBカードW 公式サイトへ行く
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイント還元率 |
1.0% ※月間のカード利用1,000円(税込)につき、2ポイント付与 |
付帯サービス |
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クレジットカード会社大手「株式会社ジェーシービー」が発行する年会費永年無料のクレジットカード。国際ブランドは「JCB」のみ発行可能。Web申し込み、39歳以下限定のカードだが、39歳までに申し込みをすれば、40歳以降も年会費永年無料で使うことができる。
JCBカードWの特徴は、ポイント還元率の高さ。JCB一般カードのポイント還元率が0.5%なのに対し、JCBカードWのポイント還元率は2倍の1%。加えて、ポイント優待サイト「OkiDokiランド」を経由してネットショッピングに利用すると、ポイント還元率は最大20倍までアップする。お得にポイントを貯められる点は、JCBカードWの大きな魅力といえるだろう。
また、JCBカードWは旅行に強い付帯サービスも充実。年会費無料ながら最高2,000万円の海外旅行障害保険に加え、最高100万円の海外ショッピングガード保険も付帯する。さらに、JCB会員専用のラウンジ「JCBプラザラウンジ」を世界の主要都市8か所に設置しており、海外の旅行先でも便利でお得なサービスを受けることが可能。
JCBカードWは、年会費無料でポイント還元率の高いJCBカードを持ちたい方や、旅行好きの方におすすめのクレジットカード。
楽天カード 公式サイトへ行く
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイント還元率 |
1.0% ※カード利用100円(税込み)につき1ポイント付与 |
付帯サービス |
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楽天カードは、楽天グループのクレジットカード会社「楽天カード株式会社」が発行する年会費永年無料のクレジットカード。国際ブランドは「JCB」「VISA」「Mastercard」「American Express」の4種類から選択することができる。
楽天カードの特徴は、楽天グループが提供するサービス利用時にポイント還元率がアップする点。通常、ポイント還元率は1%(※カード利用100円(税込)につき1ポイント)だが、「楽天市場」で利用するとポイント還元率は3倍までアップする。さらに、毎月5と0がつく日であればポイント還元率は5倍になるほか、「楽天モバイル」や「楽天トラベル」など、楽天グループの提供する各種サービスでもポイント還元率が2倍以上になる点もチェックしておきたい。
さらに、楽天カードはネットショッピングに特化した付帯サービスも充実。インターネット上の不正利用を補償する「ネット不正あんしん制度」や、楽天市場での商品未着トラブルに対応する「商品未着あんしん制度」など、安心してネットショッピングが楽しめるサービスが多数付帯している。
加えて、年会費無料ながら最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯する点も魅力。
楽天カードは、楽天グループのサービスをよく利用する方はもちろん、ネットショッピングを快適に楽しみたい方にもおすすめのクレジットカード。
- Author : たかしま
- Hayakawa所属のライター・編集者。趣味は旅行と料理。話せる言語は日本語・英語・ロシア語。旅行の予約にクレジットカードを使う頻度が高い。海外サイトもよく利用するので、クレジットカードの不正利用には気を付けている。