クレジットカードランキング 最新ニュース 第63回

Apple Card(アップルカード)がついに本サービスを開始!話題のサービスを徹底解説

2019年8月6日、Appleが米国で「Apple Card(アップルカード)」のサービスを開始

Apple Ccard公式サイト 画像

Appleは米国時間8月6日に、リリースから大きな注目を集めていた新しいクレジットカードApple Card(アップルカード)」の本サービスを遂に開始
事前登録をおこなったユーザーのうち、ランダムに対象を選出し、Apple Cardが利用可能となったことを通知する招待メールを送付しました。

8月中にはアメリカの一般ユーザーへの提供も開始予定となっています。

話題のApple Cardとは?

Apple Cardは、Appleが投資銀行大手Goldman Sachs(ゴールドマンサックス)とカード会社大手Mastercard(マスターカード)と提携し、発行する新たなクレジットカード。2019年3月に、iPhoneで利用できるキャッシュバック型の革新的なクレジットカードとして発表されました。
以下では、Apple Cardの特徴をご紹介します。

Apple Cardの特徴 3つのポイント

入会金・手数料共に無料

Apple Cardは、入会金・年会費共に無料で利用可能です。また、キャッシング手数料や、海外利用料金、返済手数料等の各種手数料も無料。さらに、遅延損害金の設定がなく、通常の金利のみとなっている点も一般的なクレジットカードにはない大きな特徴です。

ポイント付与はなく、即日キャッシュバック

Apple Cardを利用すると、決済当日に、規定の還元率でApple Pay残高としてキャッシュバックが行われます。
キャッシュバック還元率は、Apple Payを介してApple Cardで決済すると2%、Appleから購入したすべての商品に対しては3%。また、Apple Pay未導入の店舗やWebサイト等で、クレジットカードを利用して決済した際の還元率は1%となっています。

徹底したセキュリティ対策

Apple Cardは、徹底した個人情報保護に取り組んでいる点も特徴の一つ。
Apple Cardは、発行手数料無料でチタン製クレジットカードを発行することができます。このチタン製カードには、カード番号、CVVセキュリティコード、有効期限、署名などの印字はなく、記載されているのは名前のみとなっています。
また、Apple Payを使用せずオンライン上で決済する場合は、個人情報の流出を防ぐために、バーチャルのカード番号とCVVセキュリティコードを付与できるシステムを搭載。ユーザーは、これらの番号をいつでも新しく作ることができ、高いセキュリティ強度を保つことができます。
その他にも、Apple Cardを使うたびに利用通知が届き、請求場所をマップで確認可能、発行元のゴールドマンサックスは、マーケティング目的で個人情報の販売を行わない等、セキュリティ対策が徹底している点は、Apple Cardの魅力と言えるでしょう。

日本でのサービス開始はいつ?Apple Cardの注意点も紹介

Apple Ccard公式サイト 画像

アメリカでついに本サービスの提供を開始したApple Card。 気になる日本でのサービス開始時期は、2019年8月9日時点では未定となっています(※日本での商標登録は出願済み)。
また、Apple Cardは、サービスの詳細がまだ発表されていません。旅行傷害保険やショッピング補償などのカード付帯保険、その他の特典等が付帯しているのか等、細かいサービス内容は、今後の情報公開が待たれます。
ちなみに、Apple Cardは、新規申し込み、登録、管理を、iOSの最新バージョン(※2019年8月現在はiOS 12.4)を搭載したiPhoneのWalletアプリでおこないます。そのため、Androidスマホ利用者は、使うことができない点には注意が必要です。

Apple Cardは、入会金や手数料が無料で利用できるほか、キャッシュバック還元率が1~3%とお得度が高いクレジットカードであることは間違いありません。
個人情報保護のためのセキュリティ対策も徹底しており、革新的で注目すべきクレジットカードと言えるでしょう。

Author : 西山さき
Hayakawa所属のライター・編集者。主な執筆ジャンルは金融、エンタメ・カルチャー、教育、転職・就職等。カルチャーに関心があり、休日は音楽と美術鑑賞、読書に明け暮れている。

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